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METADOLL 〜 一人遊び 第三部 その2

  • 2009/09/01(火)

「惚けてないでもう一度、俺のを舐めてみな」
言われなくても。反撃手段はこれくらいしかないからな……ぱくっ。
「んふううううううっ!!」
予想もしなかった快感が口から全身に拡散する。がくがくと腰が砕ける。軽くいったみたいだ。

こ、これは凄い。もっと……夢中で俊明のブツを出し入れする。訳がわからない快感が全身を突き抜ける。あ、いく……
「んんんんうううううっ」

意識が一瞬飛びかけた後、床に崩れ落ちる。ぽんっと口が離れる。「んあっ」体が震える。あ、この感覚って……

「どうだ?口の中の感覚をまん○みてえにしてみたんだ」
やっぱりか。確かに口でセックスしたみたいな感覚だった。
「もちろん構造が違うから感じる快感だけを割り振ったんだけどな。どこがどうかわかったか?」
ぐったりとしたまま首を振る。そんな余裕無かったよ。
「そうだろうな。感度もちょいと上げといたからな」

「じゃあもう少し続けるからどの部分がどうなってるかあててみな」
ちょ、ちょっと待て。言う暇もなく口に突っ込まれる。
「んふうううううんっ」
首が激しく前後に動かされる。力の入らない体はなすすべもなく犯され続けた。

もう、何回絶頂を迎えたのかわからなくなった頃、口の中で何かがはじけ、さらなる快感が体の中で爆発するのを感じ。俺は気が遠くなっていった……


「……おい、清香、起きろ」
ぱんぱんぱんぱん。往復びんたで目が覚める。いてえなあこの野郎。
「おお、叩くとちゃんと赤くなるのか。こういうところは人間そっくりだな。ちょっとやそっとじゃロボットってわからねえよ」
確かにな。汗もかくし本当にリアルだ。人間として生活しているメタドールって結構いると思うぜ。

「で。どこがどうなってるかわかったか?」
「そんなのおおおおわかんないあああああん」
「面白い答えだな」
「うるううううう」
「なんだって? わはははは面白え」
しゃべるたびに口の中で快感が爆発する。まともに話せやしねえ。

「しょうがねえから教えてやるよ。唇は大陰唇、歯茎は小陰唇だ。口ん中のまわりは膣で、その奥は子宮。舌の先直径1cmはクリでその後にGスポットがきてそれから腟。口蓋垂、俗に言うのどちんこは乳首だ!」
なんだその面白設定。わかるわけがねーよ。


「わからなくて当然、ていう顔だな。じゃあ、罰ゲームも兼ねてじっくりと実感させてやるよ。お前さっき、テクのデータベースを自慢してたよな。フェラテクのデータを使ってもらうとするか。俺も気持ちよくなりたいしな。
30分かけて俺をいかせろ。お前はその間何回いってもいいぞ。口のあらゆる場所を駆使するテクがいいなあ。あ、噛まれたらかなわんからフェラデータベースの動作以外は禁止な」
じょ、冗談じゃねえ。

「ちょ、ちょっとおおうんんんんんんああああ」
「あ? 何か言いたいことでもあるのか?」
「そんあああああああんっ」
「何言ってるかわかんねえから同意したと見なす。始めろ」
「ああああああ」

畜生。意志を無視して俺の体は勝手に動き出す。ゆっくりねっとりとフェラを始めてしまう。

大小の陰唇でぐりぐりとペニスをこねくり回す。クリトリスがペニスの上を縦横無尽に動き回る。時折尿道口に侵入したりする。クリトリスとGスポットと子宮が同時にごりごりと刺激される。

俊明の解説を聞いてしまったためか、やけに細かく理解できてしまう。一気に絶頂に押し上げられる。
「んんんんんんっ」がくがくと腰が砕ける。だが俺の口は何事も無かったかのように奉仕を続ける。
「んあああううんんんっ」あっという間にまた絶頂。口からの快感は止まらない。

や、やめ……こわ、れる……


--------------------------------------------------


「今日はとりあえず巨乳にしてと。……Hカップで。髪は長め、色はショッキングピンク。あとで髪型をツインテールにしておけ。……会話言語はボクっ娘。俺を呼ぶときはおにいちゃん」
「相変わらず見事な変態っぷりだね、おにいちゃん」


「……今日はこれでいくか。……これでよし」
「ああん! なにこれええ」
「どんな感じだ?」
「ち、乳首とクリがいっぱい……はああっ」
「全身の皮膚を首から足まで5cmの幅で交互に乳首とクリトリスと同じ感覚にしたんだ。さ、風呂行くぞ」
「お風呂で、あんっ、な、何を」

歩くたびに服がこすれて全身から快感が生じる。服を脱ぐだけで腰が砕けそうになる。

「はあ、はあ、はあ」
「じゃあ、体を使って俺をきれいにしてもらおうか」
「ええ?」
「自分の体にソープつけて俺にこすりつけるんだよ」
「そ、そんなことしたらあっという間にいっちゃうよっ」
「心配するな。いっても続けてもらうから」

俺は体にソープを塗りたくって奴に抱きついた。そのまま上下に動き始める。
体中についた無数の乳首とクリトリスがぬるぬると一斉に刺激される。強烈……。
「あああああっ。んんんあんんっ」
案の定あっという間に絶頂を迎えた。体の力が抜ける。
「なんだよもういったのかよ。しょうがねえなあ。でも続けろよ」
「ちょ、ちょっと待って……ああああああああん」
動かないはずの体は、動作に必要な最低限の力だけ勝手に力が入り、再び動き出す。あまりの快感に力が抜けて時折べしゃっと奴の上に乗っかってしまったりする。あ、またいく……体がびくんびくんと痙攀する。それでも動き続ける。気が狂いそうな快感。もう動きたくない……
「うああああ。あんっあああああ」
「わははは。馬鹿みたいだぞお前。それでいてすげえ色っぽいぜ。もっとやれやれ」

何回絶頂を迎えたのだろう。絶頂の間隔がどんどん短くなり、ついに一続きになる。いわゆるいきっぱなしという状態だな。……自分の口から声が出ている、らしい。もう自分が何を言っているのかわからない。体が変な痙攀を起こし始めた。
「そろそろ終わりにするか。なかなかよかったぜ」
遠くで俊明の声が聞こえたような気がする。俺はそのまま風呂場に放置された。凄かったな…… 徐々に意識がはっきりしてくる。あ。中出しされてる。 いつの間に……


--------------------------------------------------


俊明が設定ソフトを眺めている。
「おおっ。こいつは面白い。ええと……こうして……こうして……よし。おい。オナニーはもうやめていいぞ」
「はあっはあっはあっはあっ。えええっもうちょっとお……」
「いいからやめろ」「ちぇ、わかったよ……」
「お前最近どんどん勝手にエロくなってきてないか?」「ええー? そんなの気のせいだ気のせい」


「今日はお前に新しい恋人を紹介しよう。褐色で無口なナイスガイ、ジェームズ君だ」
「……バイブじゃねーか」
「設定『愛しのジェームズ様』、反映」



幸福感が体に満ちている。
なぜならば、今日も愛しのジェームズ様と一緒だから。
彼さえいれば私は何も要らない。
ああ、この色気に満ちた、妖しささえ感じる鈍く黒光りする肌。
微妙なカーブで反り返るその体。
反り返った先は、一旦くびれ、すぐさま膨れあがる。
このくびれとその先の膨らみがたまらなくセクシー。
私はすっかりジェームズ様の虜。彼の体中にキスの嵐をプレゼント。
「ああ、なんで貴方ってばこんなに素敵なの?」
「……」
「ああっ。相変わらず無口なのねっ。そういうところも好きっ」
ああ、もう我慢できないよっ。
「ジェームズ様っ。ご奉仕致しますっ!」
既に出来上がっていたあそこに勢いよく彼を突っ込んだ。
「んやあああああああああああっっ」
あっけなく絶頂。全身がびくびくと痙攀する。それでも右手だけが動き続ける。
「ああああああああああああっ」体が勝手に弓なりにのけぞる。
……
「んんんんんんっ。もうやめて。んはあんんっ」
「やあああああっ。だめだったらあああああっ」
も、もう、何も考えられない……
ゆっくりと、意識がホワイトアウトしていく……ああ、しあわせえ……



「ば、ばかすぎる……orz」
「ああ……自分で設定しといてなんだが、馬鹿すぎた……ちょっと反省……」
「でも、結構気持ちよかったぞ……」
「そうか……」
「おう……」
「お前こそ結構色っぽかったぞ……」
「そうか……」

第三部 その3へ続く

METADOLL 〜 一人遊び 第三部 その1

  • 2009/09/01(火)

「へっへっへ。まさかあの噂が本当だったとはな」
「くっ……」
「あの才色兼備で非の打ち所がない清香女史が、まさかアンドロイド、しかも元は人間の男だっただなんて、想像もできなかったぜ」


床に正座している俺の前で、俊明はうれしくてたまらない様子で話し続ける。
「俺には手が届きようのない存在だとあきらめてたけど、いやあ、世の中はわからないものだなあ。あんな偶然にお前の正体を知ることになるとはな。ああ、安心してくれ。俺だけの秘密にしておいてやるから」

「俊明てめえ、覚えてやがれ……」
「んー? それが素のお前か?いつものお上品な言葉はどうした?」
「絶対許さねえからな……」
「土下座しながら言われてもねえ。まあ、楽しみにしてるよ。マスターパスワードを知ってる俺に何かできるものならなあ!」
「くそ……」
「しかしいい部屋に住んでるなあ。俺の安アパートとはえらい違いだ。貯金もたっぷりあるじゃねえか。これじゃ働かなくてもいいんじゃねえ? ま、しばらくやっかいになるぜ。よろしくなあ」
「ふざけるな!」
「ふざけてなんかないぜ? とりあえず、そうだな。マスターとして命令する。俺に対する攻撃は一切禁止な。通報とかもだめだ。あ、言葉使いだけは当面自由にしていい。部屋からは俺の許可無く出るな。仕事はやめろ」
「う……」
俊明の言葉が俺を縛っていくのがわかる。奴の一言一言が俺の、深い、大切なところに刻みつけられていく。体の震えが止まらない。


「……ひとまずこんなところかな。じゃあ、早速舐めてもらおうか」
「!やめろ!いやだ!見たくもねえ」
そう言いながらも俺の体は勝手に俊明の股間に近づき、ズボンをおろし始める。
「どことも言ってないのにすでにターゲットロックオンかよ。淫乱だなあ清香ちゃんてば」
「う、うるせえ。てめえは変態か? 男にこんなことさせて楽しいのかよ」
「まだ男のつもりなのか? どこから見ても女にしか見えねえよ。……よしわかった、舐めながらオナニーしな。女の体を実感できるだろ。おおうっ。清香ちゃん、嫌がってる割にはえらくフェラ上手じゃねえか」

……当然だ。何を隠そうこの体はセクサロイド、つまりセックス用アンドロイドだからな。そっち方面のデータベースは頼んでもいないのに充実しまくりだ。フェラテクはそこら辺の風俗嬢には負けないぜ? もちろんオナニーテクもすげえんだこれが。
「んっ、んっ。ああっ。はむっ。んんっ。はあんっ」
命令に従って勝手に俺の両手がオナニーを始めた。胸をやさしく何度もなでまわす。次第に力が強くなり、こね回す動作に変わっていく。胸全体が熱を帯びてくる。熱い。ああ。股間も熱くなってきた。潤んできたのがわかる。すかさず股間を撫で上げる。クリトリスを転がす。
命令による自動動作なので全く遠慮無しに的確に急所を攻め続ける。たちまち俺は腰が砕けて崩れ落ちた。口が俊明のモノから解放される。
「おいおい、何してるんだよ。気持ちよかったのに途中で離すなよ。フェラを続けろ」
「はんっ。ああっ。やめさせてくれっ。あああんっ」ちなみに俺は床の上でオナニー続行中だ。
「すげえ色っぽいからそのまま。あ、俺がいくまでお前もいくなよ」
「そ、そんなっ。んんんっ。こ、これいじょおおお。お、おかしく。はあああん」

俊明が近くに腰を下ろす。俺は床に転がりオナニーを続行しつつ、悶えながら奴の股間を目指して移動。ブツをくわえる直前に奴はすっと立ち上がり少し離れたところに移動しやがった。再度悶えながら床をずるずると移動する俺。
「はっはっはっは。そんなに舐めたいのか? 淫乱女丸出しだぜえ」
「あんっ。ああっ、ふうん、もう許して…… んああああっああっああっ」涙が出てきた。
「しょうがねえなあ。仕方がないから舐めさせてやるよ」
「はむっ。んむんむんむ。ちうううう」
「うおおっ。やっぱ強烈……」俊明の腰ががくがくと揺れる。
なんでえ、こいつも限界だったんじゃねえか。俺はここぞとばかりに気合いを入れて攻める。
「うっ。出る!」
口の中いっぱいに気色悪い物が広がると同時に俺も絶頂を迎え、視界が真っ白になっていった……


--------------------------------------------------


俊明様。わたしに何をするつもりなのかしら。
さっきからパソコンにかかりっきりでわたしには何もしてくれない。屈辱だわ。わたしってばそんなに魅力がないのか? ここはひとつ、わたしのテクを使って、俊明様の興味をパソコンからわたしに移してみせるしかないな。
ぺろぺろぺろ。「おおうっ」
んふ。俊明様め。感じてるな。それそれそれ。「ああっ。いいぞー清香!」
うふふ。よろこんでる。うれしー。気合いを入れてぺろぺろぺろ。「うおおおおおっ」
ああ。欲しい……
「我慢出来んっ!」
ああ。わたしも。俊明様に押し倒される。そのまま一気に貫かれた。

ずにゅっ。「ああっーああああああ」
入れられた瞬間、絶頂がきた。その後も、ひとこすりごとに絶頂。

い、いくら何でもすごすぎる。こんな快感。こ、これは俊明様の設定に違いない……
薄れゆく意識の中でぼんやりそう思った……


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唐突に覚醒する。俺は……!

「よう。どうだった?淫乱女になってみて」
「俊明、てめえ。気持ち良すぎて狂っちまうかと思ったじゃねえか!」
ああ?何言ってんだ俺。

「うん、そうかそうか」
「てめえ、今も何か細工してやがるな?」
「まあな。そんなに気持ち良かったか?」
「そんなの、当たり前じゃねえか!俺は俊明にやられるのが一番感じるんだからな!あ?」
俺、何考えてるんだ……?俊明なんか大嫌いだが一番感じるんだよな…?あれ?

「で、許さないとか言ってなかったっけ?おまえ」
「おう!そうさ!許さねえ!」俺は奴に飛びかかった。馬乗りになり、押さえつける。
「おわっ。何をする?」「うるせえ。覚悟しろ」
そう言うと、おもむろに奴の一物を根元まで口で咥えこむ。
「うううっ」ぴちゃぴちゃ。「うはははは。どうだ?」れろれろれろ。
「ううっ。やめてくれ。頼む」「だめだ。もっと苦しめ」

わははは。敏明め、ざまあみやがれ。もっとやってやる。
ちううううう。「はうううううっ」
「おい、敏明」「ああっ。な、なんだ」
「許してほしかったら、俺のも舐めろ」「そ、それだけは…」
れろれろれろ。玉もさわさわと同時攻撃だ。
「ふおおおおお!わ、わかった。やるよ……」

よっしゃ。俺は勝利を確信すると同時に、舐められる前から恥ずかしいくらいに濡れてくるのを自覚していた……早く舐めろよ……


ぴちゃっ。
おおおおおおおっ。きたきたきたあ! 体が勝手にのけぞる。くう、強烈う。
股間から全身に快感が広がり、体中を駆けめぐる。
「と、俊明ィ!そう、そこだ。いいぞ。もっとだ!ちゃんとクリも舐めろよ。ねっとりとな!」

「うーん、それにしても色気ねえなあ」「なんだ俊明てめえ、やめんじゃねえ」
「ちょっと待ってろ」
そう言うとパソコンをなにやら操作しはじめた。
しょうがねえな。おっと、あまりの気持ちよさに俊明を攻撃するのを忘れていたぜ。ぱくっ。
「おおうっ」「んっ、どうだ?あむっ、効くだろう?」
「た、確かにすげえ……」
「こ、古今東西の、にゅむう、あらゆるテクが、んふう、インストール、んっんっ、されてるからな」
「な、なるほど…おお、そこもっと、違った、やめてくれええ」
誰がやめるか。俺はさらに熱心に舐め続けた。俊明は時折びっくんびっくんしながら、ようやくパソコンをさわり終えた。

「やっと終わった?」
「おう、待たせたな。おまえのテクが凄すぎて手間どっちまったよ」
「当たり前じゃない。あんたなんかいちころなんだからね!」
思わず自分の口を押さえる。ああ?俺今なんて言った?
「わたし、今なんて…!言葉が思い通りに言えなくなっちゃってる……」
「おお。いい感じ」
「終わったんならさっさとわたしのも舐めてよっ」
思うことと口に出る言葉のギャップが激しくてとまどってしまう。
「心と言葉のギャップにとまどってるだろ。わははは、おもしれー」
「う、うるさいわねっ」……まあ、その通りなんだが。
「じゃあ次だ。設定『1-2』、反映」

まだ、何かあるのか?何をされたんだ?
不安と期待に頭の芯から痺れるような感覚。股間が際限なく暑くなる。ああ、いい……

第三部 その2へ続く

METADOLL 〜 一人遊び 第二部 その3

  • 2009/08/12(水)

人格変更、結構面白かったな。もう少しこれでいくか。
ランダムな人格に自動的に変化するようにセット。切り替わるタイミングもまたランダムで。
・・・それでは、いくぜ。


『メイド』
しかしこの部屋、散らかってるわねえ。急にあたしは雑然とした部屋の中が気になりだした。
きちんと整理されていないと落ち着かないよ。
設定は・・・やっぱメイドだあ。まあこの際、久しぶりに部屋を掃除するのもいいか。
あたしは嬉々として掃除を始めた。
「ふんふんふん〜ぱやぱやぱやぱやめいどさん〜」あたしは次々に部屋を片づけていく。
そして何気なく手に取った物を見た瞬間、あたしの動きが止まった。
「こ、これは・・・」黒くて太くて長くて少し反り返っていて。
これはいわゆる、バイブ・・・旦那様ったら、こんなものを・・・
って旦那様って誰よ。これはあたしが通販で買ってさんざんお世話になったものじゃないの。
スイッチを入れてみる。ヴイン、ヴインとそれはくねり始めた。
この動きがたまらないのよねえ。
ごくり。
あたしの喉が音を立てる。そいつから目が離せない。なんか暑くなってきた。
片づけ・・・るのはちょっと後にしてもいいかな。
どきどきしながらゆっくりと胸に近づけていく。
触れるか触れないかのところで手を止める。息を吸うたびにわずかに胸がなぞられる。
「あは・・・」気持ちいいよう。
呼吸が次第に大きくなり、それに応じて胸からの刺激が強くなる。
いつの間にか手にも力が入り、今やバイブは力強くあたしの胸をこねくり回している。
「ああっあああっんんんんんっ」

瞬間、あたしの中の何かが切り替わった。


『くのいち』
はっとしてバイブを胸から離す。
私は何をしていたのじゃ。こんな一時の快楽に我を忘れるなど、どうかしている。
こんなことでは任務を果たすことなどできはせぬ。頭領にも申し訳が立たぬ。
あの激しい修行は一体何のためか・・・脳裏には苦しい修行風景が浮かんで・・・くるわけがない。
任務とは何じゃ、頭領とは誰じゃ。どうもライブラリの人格には変な味付けがなされているようじゃ。
知らず知らず流されて妙な思考に陥ってしまう。
そんなことを考えているうちにもじりじりとバイブは股間に近づいてゆく。
体が燃えさかっているようじゃ。股間がじんじんと疼く。
手が、手が止められぬ。私の意志を離れ勝手に股間に近づいてゆく。
「申し訳ございませぬ、頭領ぉぉ・・・」


『淫乱』
・・・何ちんたらしているのよう。
こういう時はさっさといれるのよっ!えい。
んんんんんっ!ああああっ、いい・・・
はげしくバイブでかき回す。
あたしの股間からはぐっぽぐっぽと凄い音がしている。
ああ、なんていやらしい音。そんな音にすら快感を覚える。
キモチイイ・・・


『委員長』
「わ、私ったら何してるのよっ!」
んあああっ、こ、こんな、いいっ、ことではああああ、
期末テストに間に合わなあああああああああ


『TS娘』
「うおおおおおおおすげえすげえよ!女ってこんなにいいのかよおおおおおお!」


『女王様』
「わ、私ったら・・・」
私ともあろうものがこんなバイブごときでよがっているなんて、く、屈辱だわ・・・
ああ、でも止められない・・・


『猫』
股間から凄い衝撃が伝わってくる。「んにゃああああっ」
体がのけぞった拍子に股間から何かが落ちた。
・・・気持ちよかった・・・一体何が入ってたんだろう?
黒くて長いもの。ちょん、と前足でつついてみる。
ころころころ。そいつは床を転がる。おいかけてまたちょん。ころころ。
「にゃにゃー!」しばらく追いかけていたらもっと面白そうなものを見つけた。
机のそばにある箱から伸びているたくさんの紐。
突撃〜!がむしゃらにそいつらを引っかき回す。
体中に紐がからみつく。にゃ?いつの間にか動きづらくなっているぞ?
じたばたしていたらますます動けなくなってきた。うにゃ、これはまずい。あせってますますじたばた。
いきなり紐が股間に食い込んだ。
「あにゃあああああああっ」


『ドジッ娘』
あたし何してんのよ!
体中にパソコンから出ているいろんなケーブルが絡みついている。
体を動かすとパソコンがぐらぐら揺れる。やばいよ、これ。
「ああんっ」股間にくい込むコードに思わず声が出ちゃう。いや気持ちいいけどこんなことしてる場合じゃないのよっ。
脱出しようとあれこれがんばる。不思議なことにますますケーブルは体にきつく絡みつく。
設定は。・・・ドジッ娘。
なんてこと!よりによってどうしてこんな時にこんな設定なのよっ!
何とかしないと!設定を変えるべくあたしは立ち上がろうとした。
どんがらがっしゃん。
案の定あたしはお約束の音を立てて派手に転んだ。パソコンを巻き込んで。
「いやああソフトがバックアップがああ」
パニックになった挙げ句なぜかパソコンを思い切り蹴飛ばしてしまう。
パソコンは床を1メートルほど滑走し、壁にぶつかって止まった。
がががががと変な音を立てた後パソコンは静かになった。
同時にディスプレイも真っ暗になる。
焦って近づこうとしてまたもやケーブルに絡めとられ転ぶ。
今度は念のために作っておいた棚のバックアップディスクをはたき落とし
その上に頭突き。後頭部から。
もちろんディスクは当然のように割れたわよ。


『マゾ』
「あああああああっ」
ぎりぎりと体が締め上げられている。痺れるような快感が全身に広がる。
体中に絡みついたケーブルが私を拘束している。
とりわけ強烈なのが股間にきつく食い込んでいるやつ。
身じろぎするたびに意識が飛びかける。
そ、それどころじゃないのに・・・このままじゃ、元に戻れなく・・・
そう思った瞬間とてつもない快感が私を襲う。
元に戻れない。絶望に目の前が暗くなると同時にそのことに酔いしれる。
違うわ。これは設定のせいなのよ。こ、こんな快感・・・凄すぎる・・・
「だ、だめ・・・」
か、勝手にいいいい、いっちゃったりしたらあああん、
ごご主人様に叱られるうううううううう
私はどうしようもなくただ悶え続け、いつしか気が遠くなっていった・・・



はっと気がつく。俺は・・・!
絶頂を迎えたので元に戻ったようだ。
そういえばそういう設定にしていたのだった。
はまっている最中は完全に忘れていたな。あんなに焦る必要はなかったのに。
それにしても。改めて部屋の惨状を目にすると、我ながらあきれる。
パソコンは壁際で煙を噴いているし、床には破壊されたディスクが散乱。
汗と唾液と愛液にまみれたケーブル。
のろのろとそれらの片づけをする。

期間限定なら、別人格になりきるのも悪くはないな。
俺は、以前なら決して思わなかっただろうことを考えていた・・・




-- 第二部 了 --

第三部 その1へ続く

METADOLL 〜 一人遊び 第二部 その2

  • 2009/06/16(火)

唐突に覚醒する。
「METADOLL Type-SEXROID MBSX-6862 KIYO 動作チェック、正常。起動完了……」
勝手に口が動く。未だに慣れないな、この感覚は。
……目覚めのまどろみ。まだ眠っていたい。しかしもう起きなければ。重い体を無理やり引き起こす。……
こういう体験をしなくなってからどれくらい経つのだろう。懐かしい。
もちろん記憶データとしては残っている。起動時に自動再生してみたこともあった。
結構うまくできたのだが、OSになっているため今のDOLLと生身の体との違いを認識せざるを得ない。
完全に再現することはできず違和感がぬぐいきれなかった。
自分がそう設定した記憶も残っている。記憶も変えることは可能なのだがそれだけはしないと固く決めていた。
結果、やたらむなしさだけを感じるだけで終わってしまった。
もう俺は人間ではない……


いかんいかん。
ポジティブシンキングだ。今の状況をめいいっぱい楽しんでやるのだ。
幸い、メタドール社からもらった補償金もたっぷりあるので当分働く必要もない。
今の俺はセクサロイドだ。セックスを最大の目的として作られた体だ。
そっち方面の機能が一番充実している。
となると有効活用するしかないよな。
決して俺がえろいわけじゃない。エロが好きなわけでは決してないぞ。
そう己に言い聞かせながら自分自身の設定ソフトを眺める俺の口元は無意識にゆるみ、眼はいやらしくぎらつく。

さあ、今日はどうするかな。

人格プリセット。これを試してみるか。
要するにテーマに沿った細かい設定の寄せ集めだ。しかし流石セクサロイド、抜かりはない。
各年齢別設定は当然、お嬢様、学生、社会人、人妻、などといった無難なものから
メイド、妹、姉、委員長、ドジッ娘、つんでれ、猫娘、女王様、マゾ奴隷、チャイナをはじめとする異国風。
猫、犬、武家娘、町人娘、くのいちなんてものもあったりする。
もちろん設定集なので、組み合わせや微調整も可能だ。
元の状態に戻れるよう何重にも保険もかけてあることだし、適当に楽しんでみることにする。


”お嬢様”
嫌ですわ、私ったら椅子の上で足なんか組んではしたない。
急に恥ずかしくなり、私は膝をそろえて座り直しました。
え?私?ああ、確か思考言語も設定されていたんでした。
体の動かし方も変わっているようです。
鏡で見てみましょう。
私は優雅に立ち上がると鏡の前に移動しました。
ああ・・これが本当に私なのでしょうか?一つ一つの動作に気品があふれています。
それにしてもお上品になってしまったものですわねえ。
世間一般のお嬢様、ってこういうイメージなのでしょうか?
それともメタドール社の開発者の趣味なのでしょうか?
鏡の中の私を見つめているとなんだか胸がどきどきしてきました。
「あぁ……」我知らず、熱い吐息が漏れます。いけない衝動が沸き上がってきます。
「だめですわ、こんなこと……」言葉とは裏腹に私の手は自分の体を撫でまわし始めます。
恥ずかしくて死んでしまいそうなのですが手を止められません。体が熱くてたまらないのです。
恥ずかしさと気持ちよさで気が狂いそうです……

はっと気付きました。手が止められないのはそういう設定になっているからに違いありません。
お嬢様といっても所詮セクサロイドのための設定です。
そっち方面に偏った設定になっているに違いありません。こんなお嬢様、いるわけがないではありませんか……
そう気付いた私は、勝手に体をまさぐる両手がもたらす快感に悶えながら這うようにしてパソコンの前に戻り、
プラグをうなじに差し込みました。


”人妻”
「ああん!んんんんああっ」設定を変えたはずなのに。
椅子に座り、私は未だ股間をまさぐるのを止められない。だめ。気持ちよすぎる。
こんな所、主人に見られたら。ああ・・でもそう考えちゃうともっと……?主人、って一体誰なのよう。
余裕がなかったのでパソコンの画面に開かれていたものを適当に選んだんだけど、どうやら私は人妻になってしまったみたい。
主人に対する背徳感と、そこからもたらされる圧倒的な快感に、ひたすら打ちのめされる。
体はびくんびくんと跳ね、思考は切れ切れになっていく。ああ……だめ……
「ああああ……あなたあ、ごめんなさいいいぃぃぃ」
だからあなたって誰なのよおおぉぉぉいっちゃううううんんんん

はしたなく股間と胸を力一杯まさぐりながら
私の意識は真っ白に染まっていった……



「やっと戻ったか」
絶頂を迎えたので設定が無効になったようだ。
はあ、はあ……息を整える。少し落ち着いてきた。

第二部 その3へ続く

METADOLL 〜 一人遊び 第二部 その1

  • 2009/06/06(土)

「METADOLL Type-SEXROID MBSX-6862 KIYO 動作チェック、正常。起動完了……」
俺の口から抑揚のない台詞が出ている。


さて、今日は何をしようか。

それにしても、このMETADOLL用設定ソフトは奥が深い。本来開発用のもので一般には配布されていないそうだ。
重大なバグがある可能性も高いし、そもそもMETADOLLに対しての安全性など一切考慮されていない。このソフトを使った結果、取り返しがつかないことになっても責任は持てない。ソフトをもらう約束をした時、会社の担当者にくどいほど念を押された。
けっ、そんなこと。METADOLLの疑似人格OS、なんてものになっちまった時点で十分取り返しがつかねえんだよ。
と強がってはみるものの、今現在の自分が失われてしまうのはやはり怖く、バックアップは二重三重に入念にしておくへたれな俺。

いかんいかん。首をぶんぶんと振って気を取り直す。
ソフトを眺める。

……身体の変更。とりあえずこれでいくとするか。


骨格や基本的な筋肉と脂肪の付きかたは変えられないが、それ以外は大体OKみたいだ。

外見を変えてみる。赤みがかった髪の少し幼げな顔つきにする。
うむ、何か新鮮な感じだ。
胸を大きくしてみることにする。最大値は……トップバスト3メートル?なんだそのサイズ。
うーん。想像できない。とにかく大きいんだろう、きっと。
試してみるか。
念のため、5分後に元に戻るように予約しておいてから、胸を最大サイズに設定する。ついでに胸の感度も上げておこう。
俺の胸がみるみるうちに膨れあがる。
胸の下端がパソコンデスクに当たるのを感じる。次の瞬間には乳房がキーボードの上にのしかかっているのを感じる。
視界が肌色一色になる。胸しか見えないぞ。あ、乳首がディスプレイに当たったみたい。
そんなに強く押しつけなくても。ああんっ、感じちゃうじゃないか。いや違う、俺の胸がふくらみ続けているんだ。

上半身が後ろに押し出される。
乳房がデスクの上に収まりきらなくなり、床に落下。
落下する際、ディスプレイがキーボードがデスクが乳房と乳首を擦りあげる。
感度を上げた胸は、それだけの刺激で俺をいとも簡単に高みに押し上げていく。
「んあああああああぐがっ」
仕上げにデスクに顎を思い切りぶつける。気持ちいいんだか痛いんだかよくわからねえ。
それでも軽くいったようだ。涙目で余韻に浸る。

……動けない。でかいボールの上に体がへばりついているような状態だ。
床に手がつかない。胸しか触れない。両足を踏ん張って立ち上がろうとしてもぴくともしない。
焦ってじたばたするとそれに応じて胸から快感が返ってくるだけ。
俺は軽いパニック状態になり、意味無く暴れ続け、胸からの快感に悶え続けた。


しゅううう、てな感じで胸のサイズが元に戻った。
「あああああああ……あれ?」しばらく呆然とする。そうか、5分で戻るようにしておいたのだった。
「はあ、はあ……」呼吸を整える。

大きかった。大き過ぎた。
金持ちのわがままか技術者の暴走かは知らないが
ちょっとやり過ぎだあれは。巨乳にも程がある。まったく。
それにしても重かった。あの質量はどこから来たんだろうか。バッテリー残量を確認するとごっそり減っている。ログを確認すると、胸を大きくした時と戻る時にエネルギーを大きく消費している。
原理はわからないがあれだけのものを作り出すのだからそりゃあエネルギーも使うよな。
というかあの時、全く動けなかった。あの状態でバッテリーが切れたらどうするんだ。
危なかった。気をつけなければ。

でもまあ、結構面白かったのは確かだ。許す。


それにいいことを思いついた。
先日やった、体の一部分の認識カットと組み合わせれば面白いことになりそうだ。

俺はパソコンに向かい、慎重に設定し始めた。


……設定終了。
おかしいところはないか。何度も見直す。良し。プラグを抜いて10秒後に設定反映。

身体から両手が消えた。感覚もないし、見ることもできない。
そして胸が膨れあがる。
今度はトップバスト1メートルで膨張は止まる。Hカップくらいになるのか?これでもかなりの大きさだ。
弾力を落とし、柔らかくして伸縮性をアップしてある。
認識できなくなった両手が支えているので、垂れることなくいい感じで前方に突きでている。

さて。
メシを食うか。この義体は一応消化器官も備えている。
味覚ももちろんあり、食事を楽しむこともできる。
もっとも一般的には精液を飲んだりとかの用途にしか使われていないらしいが。ま、そんなことはどうでもいい。

あらかじめ食事を用意しておいたテーブルに座る。
パンを食べよう。両手で持ち上げて口へ運ぼうとイメージした。
両胸の支えがふっと無くなり下方に落ちかけた次の瞬間、乳首の根本がつままれる。
「んっ」そのまま両胸がパンに向かって引っ張られる。「あああんっ」
パンが両乳首で挟まれて持ち上げられ、口元へ近づいてくる。
パンが口に押しつけられ、陶然としたまま反射的に口を動かす。「んくう」
「の、飲み物も……」乳首でコップを持ち上げる。「んああああああ」
すげえ。俺、乳でメシ食ってるよ。
胸からの刺激が強すぎて味がよくわからない、という難点はあるが。

「はあ、はあ。」食事をしたというよりも食事をだしに自慰をしたという感覚だ。
体が汗臭い。義体のくせに芸が細かいことだ。
シャワーを浴びるとするか。

……この両手の代わりに胸を使うという状態では、シャワーを浴びるだけでも一苦労だ。
「はあん」電灯をつける。
「んんんんんあああっ」ドアを開けて中へ。
「あはあああっ」ドアを閉める。

難関。シャワーを出さなくてはならない。両乳首がぎりぎりと栓を締め付ける。
「い、痛いっ。んくううううううっ」
乳首が痛くてたまらないのだが、痛み刺激を快感にオーバーラップするように設定しておいたので
痛みと同時に狂おしい快感を感じる。
この時のために栓を固く締めておいたのでなかなか回らない。
あ、視界が白くなってきた……乳首、いい……
「んはあああああああああああああああああっ」
シャワーが出た瞬間、俺は全身を激しく痙攀させて絶頂を迎えた……

「……・ん?」
身体に湯が降り注いでいる。気を失っていたのか。
ふらつきながらシャワーを止める。乳首で。
「ふうんんんっ」危うくまたいきそうになる。

おざなりに体の水分を拭き取る。
「ああああああああっ」タオルを動かすたびに乳房が引き延ばされ乳首が圧迫される。
痛みとそれを上回る快感が胸から全身に広がり、がくがくと腰が砕けそうになる。。

「ふう……ふう……」
ようやく、少し落ち着いた。
あ、バッテリーほとんど残ってねえ。
仕方がない、寝るか。
クレードルに向かう。
いつもと違い、全ての操作を胸ですることになる。
「んああっ。くうっ。はあああああん」

そういえば、クレードルに入るのを認識するのは久しぶりのような気がする。最近、意識が飛んだまま自動モード移行ばかりだったからな……
もうろうとした状態でそんなことを考えていたら、ぷつっと全てが暗転した。

第二部 その2へ続く

METADOLL 〜 一人遊び 第一部 その3

  • 2009/05/29(金)

「はあ、はあ……そういえば……」時計を見る。30分経過。
体は触られ続けている。
高熱を出した時のように頭がぼうっとしている。
「ま、まだ半分しか経ってないのね……んんっ、大丈夫かな、あたし……」


さて、次はどうするかなああああああんんんっ。
いきなり乳首がねじり上げられ、鋭い快感が背筋を駆け上る。体が勝手にびくびくと震える。

うう、こんな状態では、んっ、思考があああっ、ま、まとまらないんんっ。
「んくう、何か、いい方法は、いやああ、無いかなあ……そこだめえええ」

もちろん自慰プログラムを中止するつもりはさらさらない。当然。

皮膚感覚とそれに直結している浅い部分の知覚をオフにする。
途端、現実感が失われた。
床に着いている足、椅子に座っている尻と背中、キーボードに触れている手、空気に触れている肌。
それらの感覚が全てなくなると体が宙に浮いているような気になる。
ともすると自分がどういう姿勢でいるのかもわからなくなる。


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体幹、プラス性感帯と思われる太ももや耳などの刺激を受けそうなところを除く知覚を復活。
違和感はあるが大分ましになったぞ。

「はあ、はあ……これで体が勝手にのけぞるようなことはなくなったわね……」
直接刺激を感じられなくなり、幾分冷静になる。
俺は設定ソフトを調べ始めた。

……体が熱い。汗が噴き出てくる。
胸と股間のあたりを中心にどろどろとした何かがねっとりと渦巻いている。
頻繁に熱い吐息が口から漏れる。
勝手に体がいやらしくくねる。

見えない左手による刺激は続いている。
表在感覚はカットしたが性感はそのままだ。
直接的な感覚がないぶん、訳の分からない焦燥感だけが高まっていく。

面白そうな設定項目を発見。
羞恥心をアップと同時に被虐趣味もアップ。要するに露出狂、だ。

設定を有効にして、プラグを抜き鏡の前に移動。

「うああ……」
全身を紅潮させた、とんでもなく色っぽい女が映っている。
思わずごくりとつばを飲む。
鏡の中の女も同じ動作をする。あ、これって、俺?
そう思った途端に猛烈に恥ずかしさが込み上げてくる。
「あ、あたしったら、なんて、いやらしいのよ……」
自分の口から出た言葉で、更にかっと体が熱くなる。

「あ、だめ、見ないで」
もっと、見てくれ。

「恥ずかしいよ……」
でも、それがいいの。

俺は恥ずかしさに身悶えながらも、鏡の中の自分から目を離せない。
あまりの羞恥心に気が遠くなる。
そんな俺に欲情するもう一人の俺がいる。

股間と胸のどろどろとした塊はどんどん大きくなりひとつになろうとしている。
視界にちかちかとスパークが飛び始める。
「だめえ…………」
塊が全身に広がった時、俺の意識は真っ白に塗りつぶされた……




--- 第一部 了 ---

第二部 その1へ続く

METADOLL 〜 一人遊び 第一部 その2

  • 2009/05/29(金)

「METADOLL Type-SEXROID MBSX-6862 KIYO 動作チェック、正常。起動完了……」
自動で元に戻るようにしておいて本当によかった。
あやうく、いき続けるだけの生活を送るところだった。
あそこまでいくと気持ちいいというより拷問に近かったからな。

今後は気をつけよう。

さて。
今日は何をしようか。

・・・

行動をプログラムできるようだ。今日はこれでいくとするか。
この義体はセックス用なだけあって、そっち系のデータベースは最初から膨大な量のライブラリが用意されている。
行動プログラムだけでもフェラをする、というような単純なものからセックスの一連の行動、なんてものまである。
どうせなら活用してみよう。いろいろと物色する。
・・・
自慰を1回してそこでやめるようにセットする。追加設定で、”ベテラン””セクシー””恥じらい””鏡を見つめながら”。
よし。一息ついてから、うなじのプラグを抜く。プログラムスタート。


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艶めかしく体をくねらせながら立ち上がる。
鏡の前に行く。じっと自分を見つめる。
あは、と熱い吐息が漏れる。顔が紅潮している。目つきはとろんとして口は半開き。
「おお。セクシーじゃねえかよ、俺。」しゃべる口調も内容に反してハスキーで少し眠たげと思えるような色っぽいものになる。
俺が自由にできるのは台詞くらいで、そう言いながらも体は勝手に動き、上目遣いで鏡の中の自分を見つめながらおずおずと胸に手を這わせる。ゆっくりと、最初はなでるように。次第に力をこめつつ丁寧にしかし大胆に胸をこねまわす。
「ああん・・・・」胸の奥が熱くなってくる。胸がふくれあがるような感覚。
・・・股間がうずきまくっているのがわかる。
触りたい。さっきから下半身も刺激を求めてもじもじと動いている。
だが俺の手は執拗に胸をまさぐり続ける。
「んくう、いいいっ」もう勘弁してくれ、というところでようやく俺の手は下方に移動し始めた。
早く。早く・・・
焦る俺をあざ笑うかのようにゆっくりと腹をなでまわす。また胸に戻る。手はためらいがちに、行きつ戻りつしながら少しずつ股間に向かう。
気が遠くなりかけた頃、やっと俺の手は目的地にたどり着いた。
「んんんんんんっ」腰ががくがくと震える。これは・・・軽く達したようだ。男ではあり得ない感覚。
「あああっ」手は止まらない。余韻に浸る間もなくさらに上に押し上げられる。
おいこら待て、1回で終わりにするのじゃなかったのかよ。あの程度ではカウントされないってことか・・・
胸を痛いくらいに揉みながら、もう片方で股間を激しくこね回す。
視界が真っ白になっていく。真っ白なはずなのにそこにちかちかとスパークが飛ぶ。
だ、だめだ。もう限界・・・
「んんああああああああああああああああっ」
恥ずかしいくらい大きな声をあげ、俺は盛大に絶頂を迎えた。


「はあ、はあ」
ゆっくりと意識が戻ってきた。
・・・凄かった。
男の知識のままでするのと、ここまで違うとは。
これが俗に言う、じらしのテクニックか!
などと思いながら、
俺は新たな刺激を求めて設定ソフトを調べ始めた・・・



体もある程度までなら変更できるのか。顔つき、髪の長さ、目の色、肌の色、胸や尻の大きさ、声質。腟のサイズなんてものもある。
骨格と基本的な筋肉や脂肪の付き方は変えられない。
つまり男にはなれない、ということか。大人の女ならば大体OKみたいだな。
まあこの辺はハード的にも苦しいだろうしセクサロイドだから仕方がないか。


左手のみを使うようにして自慰プログラムを実行する。ソフトに、ゆっくりと1時間かけて達するようにセット。
「はあん・・・」すぐさま左手が体をまさぐり始める。
左手の感覚をオフにしてみる。触っているという感覚が消え、触られている感覚だけが残る。
「んんうっ。おう、これはなかなか、い、いいじゃないか・・・ああっ。」し、しかし。
パソコンに向かって座っている状態なので、ちらちらと左手が視界に入るのが気になる。手につられて左肩が動くので手の大体の位置もわかるのも何か興ざめだ。
な、何とかならないか。んあああっ。
快感に思考を邪魔されながら模索する。
「よ、よし、こうすれば・・・」

左手を視界から排除し、見えなくする。認識そのものもカットし、それが通常だということにする。

俺の体から左手が消えた。自分の体を見下ろしても体を触っているはずの左手は見えない。
それに加え、俺にとって手は1本であるのが普通になった。
左手、というものは知識としては知っているが、俺の体に手が2つもあったらバランスも悪いしどう動かしていいのかわからずパニックになっちまうような気がする・・・

「はああん」俺の左手は休む間もなくあちこち動き続けているらしく、思わぬ所から快感がわき起こる。
胸を揉まれる。乳首をつままれる。ふっと離れた次の瞬間クリトリスが押しつぶされる。
ゆっくりと乳房をなぞられる。「ああ・・・」
触られる肌がなめらかな曲線を描く。自分の体が女なのだということを今更ながら嫌というほど実感する。
「ふうん・・・」
見えない手に好き勝手に触られている。痴漢に遭うってのはこんな感じなのだろうか。


会話言語を内気な女の子のものに変更。声質は少し高めに。
「ああんっ。お、お願いです。や、やめて下さい・・・」
俺の口から消え入りそうな弱々しい声が出る。おお、なんだかぞくぞくする。

もうすっかり体はできあがっちまっている。股間はすでにとろとろだ。
前触れ無く、するりと指が秘所に入り込む。
うおおっ。いきなりそこかよ。ああっ、ま、待て、強烈すぎる・・・
「ああっ。いきなりそんなところお。いやあ、お願いやめてえ・・・」
「あっあっ。だめえ、そんなことしたら、声が止まらないよう・・・」
「もうやめて。んきゃあっ。お願いんんんんっ」

俺はそのまましばらく一人痴漢プレイを続けた・・・

第一部 その3へ続く


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