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METADOLL 〜 一人遊び 第一部 その2

  • 2009/05/29(金)

「METADOLL Type-SEXROID MBSX-6862 KIYO 動作チェック、正常。起動完了……」
自動で元に戻るようにしておいて本当によかった。
あやうく、いき続けるだけの生活を送るところだった。
あそこまでいくと気持ちいいというより拷問に近かったからな。

今後は気をつけよう。

さて。
今日は何をしようか。

・・・

行動をプログラムできるようだ。今日はこれでいくとするか。
この義体はセックス用なだけあって、そっち系のデータベースは最初から膨大な量のライブラリが用意されている。
行動プログラムだけでもフェラをする、というような単純なものからセックスの一連の行動、なんてものまである。
どうせなら活用してみよう。いろいろと物色する。
・・・
自慰を1回してそこでやめるようにセットする。追加設定で、”ベテラン””セクシー””恥じらい””鏡を見つめながら”。
よし。一息ついてから、うなじのプラグを抜く。プログラムスタート。


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艶めかしく体をくねらせながら立ち上がる。
鏡の前に行く。じっと自分を見つめる。
あは、と熱い吐息が漏れる。顔が紅潮している。目つきはとろんとして口は半開き。
「おお。セクシーじゃねえかよ、俺。」しゃべる口調も内容に反してハスキーで少し眠たげと思えるような色っぽいものになる。
俺が自由にできるのは台詞くらいで、そう言いながらも体は勝手に動き、上目遣いで鏡の中の自分を見つめながらおずおずと胸に手を這わせる。ゆっくりと、最初はなでるように。次第に力をこめつつ丁寧にしかし大胆に胸をこねまわす。
「ああん・・・・」胸の奥が熱くなってくる。胸がふくれあがるような感覚。
・・・股間がうずきまくっているのがわかる。
触りたい。さっきから下半身も刺激を求めてもじもじと動いている。
だが俺の手は執拗に胸をまさぐり続ける。
「んくう、いいいっ」もう勘弁してくれ、というところでようやく俺の手は下方に移動し始めた。
早く。早く・・・
焦る俺をあざ笑うかのようにゆっくりと腹をなでまわす。また胸に戻る。手はためらいがちに、行きつ戻りつしながら少しずつ股間に向かう。
気が遠くなりかけた頃、やっと俺の手は目的地にたどり着いた。
「んんんんんんっ」腰ががくがくと震える。これは・・・軽く達したようだ。男ではあり得ない感覚。
「あああっ」手は止まらない。余韻に浸る間もなくさらに上に押し上げられる。
おいこら待て、1回で終わりにするのじゃなかったのかよ。あの程度ではカウントされないってことか・・・
胸を痛いくらいに揉みながら、もう片方で股間を激しくこね回す。
視界が真っ白になっていく。真っ白なはずなのにそこにちかちかとスパークが飛ぶ。
だ、だめだ。もう限界・・・
「んんああああああああああああああああっ」
恥ずかしいくらい大きな声をあげ、俺は盛大に絶頂を迎えた。


「はあ、はあ」
ゆっくりと意識が戻ってきた。
・・・凄かった。
男の知識のままでするのと、ここまで違うとは。
これが俗に言う、じらしのテクニックか!
などと思いながら、
俺は新たな刺激を求めて設定ソフトを調べ始めた・・・



体もある程度までなら変更できるのか。顔つき、髪の長さ、目の色、肌の色、胸や尻の大きさ、声質。腟のサイズなんてものもある。
骨格と基本的な筋肉や脂肪の付き方は変えられない。
つまり男にはなれない、ということか。大人の女ならば大体OKみたいだな。
まあこの辺はハード的にも苦しいだろうしセクサロイドだから仕方がないか。


左手のみを使うようにして自慰プログラムを実行する。ソフトに、ゆっくりと1時間かけて達するようにセット。
「はあん・・・」すぐさま左手が体をまさぐり始める。
左手の感覚をオフにしてみる。触っているという感覚が消え、触られている感覚だけが残る。
「んんうっ。おう、これはなかなか、い、いいじゃないか・・・ああっ。」し、しかし。
パソコンに向かって座っている状態なので、ちらちらと左手が視界に入るのが気になる。手につられて左肩が動くので手の大体の位置もわかるのも何か興ざめだ。
な、何とかならないか。んあああっ。
快感に思考を邪魔されながら模索する。
「よ、よし、こうすれば・・・」

左手を視界から排除し、見えなくする。認識そのものもカットし、それが通常だということにする。

俺の体から左手が消えた。自分の体を見下ろしても体を触っているはずの左手は見えない。
それに加え、俺にとって手は1本であるのが普通になった。
左手、というものは知識としては知っているが、俺の体に手が2つもあったらバランスも悪いしどう動かしていいのかわからずパニックになっちまうような気がする・・・

「はああん」俺の左手は休む間もなくあちこち動き続けているらしく、思わぬ所から快感がわき起こる。
胸を揉まれる。乳首をつままれる。ふっと離れた次の瞬間クリトリスが押しつぶされる。
ゆっくりと乳房をなぞられる。「ああ・・・」
触られる肌がなめらかな曲線を描く。自分の体が女なのだということを今更ながら嫌というほど実感する。
「ふうん・・・」
見えない手に好き勝手に触られている。痴漢に遭うってのはこんな感じなのだろうか。


会話言語を内気な女の子のものに変更。声質は少し高めに。
「ああんっ。お、お願いです。や、やめて下さい・・・」
俺の口から消え入りそうな弱々しい声が出る。おお、なんだかぞくぞくする。

もうすっかり体はできあがっちまっている。股間はすでにとろとろだ。
前触れ無く、するりと指が秘所に入り込む。
うおおっ。いきなりそこかよ。ああっ、ま、待て、強烈すぎる・・・
「ああっ。いきなりそんなところお。いやあ、お願いやめてえ・・・」
「あっあっ。だめえ、そんなことしたら、声が止まらないよう・・・」
「もうやめて。んきゃあっ。お願いんんんんっ」

俺はそのまましばらく一人痴漢プレイを続けた・・・

第一部 その3へ続く

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