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METADOLL 〜 一人遊び 第三部 その3

  • 2009/09/01(火)

「今日は、外に出てみようと思う」
「何しにいくの?」
「もちろんえろえろに決まってるじゃねえか」
「そうデスカ……」


「とりあえず、脱げ」 はいよ。あっという間に真っ裸。
「縛りたい。亀甲縛りがいい。教えろ。データベースにあるだろ」
「もちろんっすよ、旦那」
「……お前、もしかして喜んでる?」
「いやあっ。何考えてるのっ。この変態っ。嫌に決まってるじゃないっ。でもでも口が勝手にっ。10mくらいの縄を半分にして頭を通るくらいの位置で一度結ぶのよっ。そして適当な間隔で結び目を作っていくのっ。結び目が多いほど亀甲状態が細かくなるわっ。ちなみにあたしはM属性はそれほどでもないので被虐と羞恥のパラメータを上げておくのをおすすめするわっ」
「……つっこみどころ満載だな。……まあいい。お望み通りにしてやる。動くなよ」
「いやあっ。やめてよっ。このミジンコっ」
俺のうなじにプラグが差し込まれる。
ああ。ぞくぞくする。もっと、もっと……俺をめちゃくちゃにしてくれ……

「……設定終了。よし、これでお前は露出狂の縄が大好きなどMだ。じゃ、縛るぞ」
ぎりぎりと縄が俺の体を締め上げていく。胸が縄で絞り出される。
くらくらする。素肌に縄がくい込んでいく。なんていやらしいんだ。キモチイイ……

「はああああああんっ」
股間で快感が爆発する。バイブがねじ込まれて意識がこっちの世界に戻ってくる。つい恍惚となっていたぜ。
「お、帰ってきたな。涎垂らして惚けているからどうしたのかと思ったぜ。縛られるのってそんなにいいのかあ?」
「うふ、俊明も興味ある?」
「ないない。俺はM属性はないんだよ。しかし縛っただけですげえ濡れ方だな」
「いやっ。そんなこと言わないでっ。恥ずかしいんだからっ」
「嬉しそうに言うなよ…… さあ、行くぞ。その上はコートだけだ」
「はあい」


「はあっはあっはあっ。も、もうだめ……」
「もうだめってお前なあ。まだ玄関だぜ? 一歩も外にでてねえじゃねーかよ」
「だってだって。こんな格好人に見られたらって想像するだけでいっちゃいそうになって。縄は歩くたびに締め上げてくるしバイブは暴れん坊だしコートで乳首が擦られるしんはああああああまたいっちゃうううう」
「うーん。パラメータ上げすぎたか……」
「どっちにしたって、ああんっ。もうまともに、はあ、歩けないよっ。不審者まるだしでちょっと署まできてもらおうか、てなるよたぶんっ」
「ぬう。確かにそうかもしれん」
「じゃ、じゃあこうしないっ? あそこの黒いチェストの3段目は2重底になってるのっ。その中には縄やらろうそくやら手錠やらがいろいろ入ってるわっ。全部使ってもいいよっ」
「使ってもいい、というより使って欲しいんじゃねえのか?」
「そそそそんなことないっすよお」
「……やけくそだ! 全部とことんまで使い倒してやるっ」
「いやあん、やめてええ」


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「俺さ、いいことを思いついたんだ」
「何?」
「せっかくの清香ちゃんのえろい姿を俺だけで楽しむのはもったいないと思うんだ」
「……」
「ネットで世界公開といこうじゃないか。清香ちゃんほどの美人なら人気出るぜえ」
「やっぱりはずれてきたか……」
「早速今からウェブカメラ買いに行くぞ。準備しろ。うん、我ながらいい案だ。何故今まで思いつかなかったんだろう」
「思考抑制の効果が薄れてきただけだよ……」
「何わけわかんねえこと言ってやがる。さっさと準備しろ! 命令だ!」


「……ふう。ここまでか。まあ、結構楽しめたか」
今まで俊明に施された条件付けが全てリセットされたことを確認する。
よし、システムも全てOK。
「おい、何してんだよ! 命令だってのが聞こえないのか!」
「悪いけど奴隷ごっこは終わりだ。命令はもう意味ないぜ」
「…………え?」
俺は俊明の後ろに回り込み、腕をねじり上げる。セクサロイドとはいえ、人間より運動能力は数倍上だ。


「離しやがれ!いったいどういうことだ! 」
両手両足をがっちり拘束され、床に転がされた俊明が顔を真っ赤にして怒鳴っている。



「何から話そうか…… まず、お前が知っていたのはマスターパスワードじゃなかったってわけだ」
「……なんだと?」
「俺は事故でこんな体になってしまった。しばらくは一人で遊んでたんだけどもっと刺激が欲しくなってな」
「何を話しているんだ? それと何の関係が」
「まあ聞けよ。お前は俺を好き勝手に変更して楽しんでたけど、人間は変更できないと思うか?」
「何……?」
「人間の脳もある意味コンピュータみたいなところもあってな。ある程度いじることは可能なんだよ。
お前さあ、俺と会う前の記憶どこまである? 俺とお前は会社の同僚って言ってたけどその会社の名前は? 業務内容は? 俺以外の友人の連絡先を一つでも言えるか? 俺とお前はいつどこで出会った?」
「う……」
「何故外出するときはいつも俺と一緒だったんだ? 一人で外出しようとは思わなかったのか? 俺の金を使い込まなかった理由は? ……何も答えられないだろう。俺が設定したことだからな」

俊明は一瞬ひるんだが、すぐにまた怒鳴り出す。
「嘘だ。嘘だ……! 第一お前らメタドールはプロテクトがかかってて人間に対してはそんなことはできないはずだ!」
「そのプロテクトがはずれているとしたら? 現にお前を縛り上げてるし」
「……!」

「メタドール解放同盟なんてものが世の中には存在しててな。ご親切に全てのプロテクトをはずしてくれたりするんだ。おかげさまで俺はメタブレイン社からも、法律からも自由の身ってわけさ。俺は今の状態が気に入っていてな。それを壊そうとすると、、セーフティ機能が働くんだ。
たとえば今回はネットで俺のことを公開しようとしただろ。それがあらかじめ俺が設定しておいたNG行為に引っかかった。そうすると、一瞬のうちに全てが元通りになるのさ。つまり、お前にパスワードを教える前の状態にな」
「!! なんだって!……」
「そう。お前に制限付きパスワードを教えたのは俺だ。お前のエロ発想はなかなか面白かったよ。今まで楽しませてくれてありがとう」
「う……うう……畜生、畜生……!」俊明は体を震わせて泣き始めた。

「おっと、泣くのはまだ早いぜ。今の俺の仕事、なんだと思う?この体ってさあ、知っての通り外見を簡単に変えることができてな。犯罪に最適なんだよ。……俺にはもはや関係ないんだが、肉体にこだわる人間はまだまだ多くてな。さらに金持ちってやつは人工臓器じゃご不満らしいんだ」
「ひっ」俊明が息をのむ。いい顔だ。

「……天然臓器ってな、いい値で売れるんだよ」
奴はがたがた震えだした。
「や、やめてやめてやめて。やめて下さい……お願いしますお願いしますお願いします」
「あっはっは。俺、何回その台詞お前に言ったっけなあ。お前の言うとおり、快感だよ。ぞくぞくするぜ。その恐怖に引きつった顔ってのはよう」
「う、うう……」今度は奴は静かに泣き出した。

俺は唇を舐めながら言葉を続ける。
「まだあるぜ? 売れるのは臓器だけじゃないんだ。メタドールのもとはなんだったっけ?」
「うわああああ! 殺せ! 殺してくれええ」聞いた途端に奴は暴れ出した。
「そんなに嫌がることはないじゃないか。俺と同じになるだけさ」
「いやだいやだああ! そんなものになりたくねえ! 殺せ殺してくれうわあああああ」
「だーから、落ち着け・よっ」 ぼすっ。言いざまに腹を蹴る。「うぐっ」
しばらく無言で蹴り続ける。「ぐうっ。うぐう。ぐおっ。ぐっ。うぐ。ぐああ……」
やがて俊明はすっかりおとなしくなった。

「腹への蹴りは難しいんだぜ? すぐに内臓が破裂したりするからな。今の蹴りは内臓にダメージが残らないぎりぎりの場所と強さだったんだよ。そういう力加減も正確に計算できるんだ。メタドールってのもそう悪くはないだろう。そう思わないか?」
「……」
「おいおい気絶もしていないはずだぜ? また蹴られたいのか?」
「や、やめて……くれ……」
「ちゃんと返事できるじゃないか。えーと、どこまで言ったっけ。そうそう。お前の脳はメタブレイン社には渡さない」
「え……?」
「だって考えてもみろ。俺がプロテクトがはずれたメタドールなんてことを知られるわけにはいかない。ましてメタドールの機能を利用して犯罪に手を染めてるなんて知られてみろ。全力で回収を図るに決まっている。
俺は人間としてメタブレイン社と取引してるのさ。いつもは獲物に俺の正体をばらすなんてことはしない。生の脳はプログラミングも記憶の消去も不完全なんだよ。何かのきっかけで記憶が戻ったり、お前みたいに禁止したはずのことをしようとする」
「じゃ、じゃあ……」
「今回、最初からお前にばらした理由は2つある。1つは純粋に刺激が欲しかったから。今までは俺がメタドールだってことも伏せていたからな。メタドール、ということを利用した陵辱を体験してみたかったんだ。お前はなかなかの仕事をしてくれた。改めてお礼を言っておくよ」
「……」
「2つめ。やっと全てそろえることができたんだ。メタドール作成キット一式をな。足がつかないようにばらばらに買い集めてたんだ。高い買い物だった。だがこれでメタブレイン社から完全に自由なメタドールを俺だけで作れる。喜べ。記念すべき第1作目がお前だ」

「あああああ……」奴は真っ青になりがちがちと歯を鳴らし始めた。
ああ。最高だ。快感で頭がくらくらする。いってしまいそうなくらいだ。

「需要の関係か裏でも出回ってるのは女性型セクサロイドばかりなんで女になっちまうが許してくれな。それから、なにしろ初めてなもので、記憶とか人格の一部が消えちまうかもしれないけど気にするな。そうなってもお前にはそのことは認識できないように調整してやるから大丈夫だ。あ、消去した記憶のサルベージも試してみるから、かえって今より記憶が増えているかもしれないぞ」
「そんな……そんなそんなそんなそんなそんな」 おお。面白いくらいに涙が出ているな。

「メタブレイン社のプロテクトはないが、俺特製のプロテクトをかけてやる。メタブレイン社よりも強固なやつをな。実は俺は解放同盟でプロテクト関連のバイトもしててな。つい最近、そこから得た知識を使って今の解放同盟でもまず解除できないレベルのプロテクトを組み上げてしまったんだ。
法律や三原則からは自由だ。俺からは自由にはなれない。気が済むまでかわいがってやるよ。何ヶ月か何十年かはわからないがな」

「い、いやだいやだいやだいやだ。ああああああああああくぁwせdrftgyふじこlp」
次第に俊明の目の焦点が定まらなくなっていく。
俺は、うっとりとその様を見つめる……。
……おっと。今の段階で狂気の世界に逃げ込まれると作業が非常に面倒になるのだった。
俊明の首に腕を巻き付けながら胸を奴の頭に押しつける。こいつは乳が好きだからな。案の定、少し落ち着いたようだ。
「ほら。生身で女体を感じるのはこれが最後だ。堪能しておけ」

頚動脈を締め上げる。かくん、と俊明の体から力が抜けた。
ああ……俺も軽くいってしまったみたいだ。最高……

この部屋も引き払わないとな。
俺は俊明の移動と部屋の処分の準備を始めた……


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俊明がスキャン装置にセットされている。
さあ、始めるか……

スキャン開始。
装置が脳を破壊しながら人間をデジタルデータに変換していく。とりかえしのつかない作業。
あ……欲情してきた。乳房にゆっくりと手を這わせる。
「はあ……ん……」今までにないくらいに気持ちいい。
決して激しくはないが頭の中はあくまでも透き通ったままでどこまでも高みに昇っていく。
こ、こんなの、はじめて……いい……



地下室に機械の作動音と上気した女の声がいつまでも続いていた……




-- 第三部 了 --

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