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METADOLL 〜 一人遊び 第一部 その1

  • 2009/05/29(金)

いやしかし人生、わからないものだ。
まさか自分がこんな、人間か機械かよくわからないものになっちまうとはな。
まあ普通ならあの時、俺の人生は終わっていたんだと思うとラッキーだったと考えるべきか。

今の俺はメタブレイン社のメタドールに組み込まれている疑似人格OSだ。
といっても俺が人間だった頃の記憶は全て残っている(はずだ)し、思考も何ら変わっていない(はず)。
まあ疑い出せばきりがないしそこはメタブレイン社を信用するしかない。
不本意ながら女型、しかもセクサロイドの義体に入らざるを得なかったのだが
生前の約束通り、俺自身の設定ソフトもちゃんと渡してくれたことだしな。

しばらく、欝状態の日々を過ごしていたが、最近やっと、今の自分を受け入れられるようになってきた。
落ち込んでばかりいても仕方がない。

新しいこの体を、楽しんでみよう。設定ソフトもある。かなりな部分まで変更できるようだ。

とりあえず、素のままで自慰でもしてみるか。


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「・・・あああっ・・」
声が抑えられない。
ああっ。んっ、こんなに凄い、なんて、俺、うんっ、女になって、んああっ、よかったかもっ。
手が止まらない。
視界が真っ白になってゆく。そのまま俺は上り詰めてしまった。
「んんんっ。何だこれ・・・」
上り詰めたままの状態がそのまま持続する。
手が止まらない。
限界だと思ったそこからさらに上に上がっていく。もう、これで限界。何回そう思ったことか。
だめだ、このままではおかしくなってしまう・・・

気がついたらクレードルに収まっている状態で目覚めた。いつの間にか翌日だ。バッテリーはフル充電。
「METADOLL Type-SEXROID MBSX-6862 KIYO 動作チェック、正常。起動完了……」
口が勝手に動いて抑揚のない声が発せられる。
どうやらバッテリー残量警告を無視していたために、自動的にセーフティモードに移行してしまったようだ。

それにしても凄かった。女ってあんなにいいものなのか。
女というよりもこのセクサロイドの義体のせいかもしれないが。この際どちらでもいい。

・・・しばらく反芻した後、俺は設定ソフトのことを思い出した。
ソフトを起動。設定可能項目を眺め始める。膨大な量だ。
「・・・こんなことまで設定できるのか!・・・」



うなじにあるソケットにプラグを接続する。
カチッ。
これで俺はこのソフトの設定通りになる。なんだかぞくぞくするぜ。
とりあえず今の状態をフルバックアップ。
念のため、充電時に強制的に全て今の状態に戻るようにセットする。
元に戻れないというのはごめんだからな。

手始めに言語からいじってみることにする。
なるほど、会話言語と思考言語は別扱いなんだ。
会話言語を、最初から用意されていた一般女性用の言語ファイルに指定する。
設定反映。
・・・何も変わらないようだが。
「あれ?何も変わらないじゃない。おかしいわねえ・・・!」
思わず口を押さえる。
「あたし・・・!うあ、女言葉になっちゃってる・・・何よこれ」
勝手に俺の思考が女の言葉遣いに変換されてるよ。
「お、おれ・・・」
自分の言葉ではないような強烈な違和感。
面白いぞ。思考言語も変更してみる。

これで思考も女言葉になってるはずだわ。
あたしは今は女の義体に入ってるけど本来は男なの。
うわあ、本当にあたし、女の言葉で考えちゃってる。
なんだか気持ち悪いよ。あたしがあたしじゃないみたい。
元に戻そうっと。

ふう。
言語の変更は何か自分を見失いそうで怖いな。
次はどうすっかな。
無意識レベルの動作、つまり何気ない仕草を変更してみよう。
えーと、お、これいいな。
”女性:セクシー”

んー、妙に体が細かくうねるような気がする。
鏡で見てみよう。うなじのプラグを抜く。
立ち上がる時もなんだかくねくね。
歩き出すと自然に尻を大きく左右に振ってしまう。
鏡の前に立つ。
「おお・・・」
俺ってこんなにセクシーだったのか。
顔や体はもうおなじみのものだったが発散されている雰囲気がまるで違う。

目元口元、目線、顔の角度、体幹の曲げ方、手足の動かし方。ちょっとした違いでここまで変わるものなのか。
これはそのままにしておこう。

艶めかしい動作でパソコンの前に戻る。
次は・・・
お、性感度なんてのがあるぞ。
パラメータは0-100。今の俺は20だと?あんなに凄かったのに・・・
0にしてみる。
体をまさぐる。何も感じない。一番感じるはずの場所を触っても、手をなでているような単に触っている、という感覚しかない。これはあまり面白くないな。
じゃあ、100だ。
設定を有効にした途端、世界が一変した。


「あはあ・・・。」
体が熱い。
部屋の中のわずかな空気の動きが、全身を余すところ無く刺激している。
パソコンの無機質な動作音にぞくぞくする。
「ん・・・」
股間が洪水のようになっているのがわかる。
みるみるうちに座っている椅子がぐしょぬれになり、足下に水たまりができる。
「ああっ」
足下を確認しようとうつむいただけで絶頂を迎えそうになる。
こ、これはまずい。
元に戻さなくては。キーボードを叩いた途端。
「んああああああっ」
指への刺激でいってしまった。
体がのけぞる。
「ふわああああ」椅子からの刺激でまたいく。
椅子から転げ落ちる。
「んうんんんんっ」床に落ちた衝撃でまたもや絶頂。
「いいいいいいいんっ」痙攀に近い動きの体が床にこすれる感覚で絶頂。
「やああああああああああっ」以下繰り返し。

何一つ抵抗できないまま、俺はいき続けた・・・

第一部 その2へ続く

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